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セブン自販機、商品の管理と支払い方法は?コンビニより値段が高い




セブンイレブンがセブン自販機での販売を開始しました。

 

まだ設置台数は少なく認知度は低いですが、2018年度中に500台設置を目指して展開中です。

自販機といえばジュースが定番ですが、昔から様々な自販機がありますよね。

 

とうとうコンビニも自販機業界に参入ということで、調べてみました。

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セブン自販機とは

セブン自販機は、極小商圏のお客様ニーズに対応する新しい販売方法として施策です。

 

オフィスビルや工場・物流センターなどの休憩所 や待合室・食堂などへの設置を想定しています。

セブンイレブン店頭で取り扱っているおにぎりやサンドイッチ・パンなどのオリジナル商品を中心に販売しています。

 

管理・運営は近隣に位置するセブンイレブンの店舗が行い、商品の運搬・補充や鮮度管理まで一貫して行う仕組みです。

 

設置場所は明確な決まりはないようですが、集合施設が基本となっているようです。

それ以外に人通りが多ければ検討するそうなので、自宅にコンビニ自販機を置くこともできるかもしれませんね!

 



販売商品の値段、期限切れの商品は?

セブン自販機で販売される商品はコンビニ店頭で販売されている商品の値段とほぼ変わりませんが、

自販機の硬貨は10円が最低単価なので、1円単位は切り上げ設定されています。

 

値段の例

サンドイッチの「ミックスサンド」は店頭価格257円ですが、セブン自販機では260円で販売されています。

設置しているお店に行ったら、説明書きPOPが貼ってありました。

期限切れとなった際は自動で該当商品の販売を中止する機能を備えています。

実際に期限切れの商品になったサンドイッチを購入しようとしましたが、購入ボタンを押しても買うことはできませんでした。

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支払い方法は?

セブン自販機の支払い方法は現金のみとなっています。

今後は電子マネー「nanaco」などへの対応を検討しているそうです。

nanacoカードが対応すれば、商品の値段もコンビニと同じ金額で買うことも可能ですよね。

現金より安く購入できるのであれば、nanacoカードの普及にも繋がるのでwin-winの関係になるし、導入が待ち遠しいです。

 

 

商品の室温管理はどうなっているのか

セブン自販機内は、ご飯類用・常温商品用など商品別に区分されていて、

商品の種類に応じて4つの異なる温度帯で管理し、鮮度を保つ仕組みとなっています。

 

見た目では1つの温度で管理されているのかと思いましたが、

商品の鮮度を保つために工夫した自販機となっています。

上段にはシュークリーム、下段にはお弁当など様々な食品がありました。

他コンビニの自販機展開は?

セブンイレブンだけではなくファミリーマートも自販機での販売を行っております。

ファミリーマートの自販機販売は吸収合併したam-pmが10年以上前から行っていたものです。

ファミリーマートの自販機は「ASD(オートマチック・スーパー・デリス)」という名称です。

ASDはオフィスや官公庁などを中心に約2000台が普及し、

最大60アイテムまで詰め込める自販機では乳飲料などのチルド飲料やスイーツ・サラダ・パスタ・弁当類の品揃えまで可能です。



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問題点

消費者視点では、ありがたい限りなのですが、管理運営は近隣のセブンが行うので

店員さんは、コンビニと自販機の両方を対応しなければなりません。

隣のビルとかならまだ軽度の作業かもしれませんが、車で移動しなければならない距離だった場合

自販機に対応している間は、コンビニの人員が減ってしまいます。

人手不足が騒がれているコンビニ市場で、これ以上仕事量を増やすのは良策とは思えません。

自販機手当などがあるのであれば、話は別ですけどね。

お客様第一も嬉しいですが、店員さんも楽な方法があれば、より良くなるのではないかと思います。

最後に

セブン自販機は展開し始めたばかりで現状、認知度・設置台数共に低いです。

更にファミリーマートが先に自販機での販売を展開しているため、どのように

ファミリーマートのASDと差を付けるかが今後の見所ではないでしょうか。




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