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映画「愛がなんだ」のロケ地は?|公開日と主題歌、原作ネタバレ




2019年に岸井ゆきの・成田凌が出演する映画「愛がなんだ」の公開が発表されました。

どんな映画で原作はあるのか?
また映画のロケ地はどこなのか調べてみました。

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原作は2006年に文庫発売された小説

角川文庫より発売された小説「愛がなんだ」が原作となっています。
著者は角田光代さんです。
数々の文学賞を受賞しており、『空中庭園』『八日目の蝉』『紙の月』『月と雷』などは映画化もされています。

今回映画化される「愛がなんだ」は文学賞は受賞していないようですね。
一体どんな内容なのでしょうか?

全力疾走の片思いストーリー

※原作のネタバレを含みます

主人公は28際のOLテルコ(テルちゃん)と俺様男のマモル(マモちゃん)のイビツな恋愛模様を描いた作品です。
映画では主人公のテルコを岸井ゆきのさんが演じ、マモルを成田凌さんが演じます。

テルコは守のことが大好きで、仕事なんてそっちのけ。
マモルから呼び出しの電話がかかれば、仕事を投げ出してでも会いに行ってしまいます。
旅行中でも食事中でも、マモルの呼び出しがあればドタキャンは当たり前。
そんなことをしていたら当然仕事はクビになり、友達も周囲からは離れて行ってしまう。
それでもマモルと一緒にいられればそれでいいと思うテルコ。

ところがマモルはテルコを都合のいい女としか見ていません。

そしてテルコも自分自身を客観的に捉えており、マモルにとっての自分の立場というのを理解しています。
だから、自分からは電話もかけないし、会いたくて会社まで行っても絶対に見つからないで見ているだけ。

そんな中、ある日マモルからの呼び出しが急になくなってしまいます。
不安になるテルコ。どうして避けられているのか見当もつかない・・・。

やっとマモルからの呼び出しがあり、速攻でマモルに会いに行きますがそこにいたのはマモルと1人の女性がいました。
マモルの隣に座っている彼女、なんなんだお前は?と不審がるテルコ。

マモルはその彼女のことが好きで、それを知ってしまうテルコ。
それでもテルコはめげるわけもなくマモルに尽くし続けます。

なぜにテルコはここまでマモルを愛し続けるのか?
作中にこんな文がありました。

なんて阿呆な男なんだろう。自分がかっこいいから私に好かれているとでも思っているのだろうか。
顔が好みだの性格がやさしいだの何かに秀でているだの、もしくはもっとかんたんに気が合うでもいい、プラスの部分を好ましいと思い誰かを好きになったのならば、嫌いになるのなんかかんたんだ。プラスがひとつでもマイナスに転じればいいのだから。そうじゃなく、マイナスであることそのものを、かっこよくないことを、自分勝手で子どもじみしていて、かっこよくありたいと切望しそのようにふるまって、神経こまやかなふりをしてて、でも鈍感で無神経さ丸出しである、そういう人を全部好きだと思ってしまったら、嫌いになるということなんて、たぶん永遠にない。

引用:「愛がなんだ」より

短所まで愛してしまった人を、どうやったら嫌うことができるのか?

恋愛とはなんなのか?
人を愛するってどういうこと?
愛情を表現ってどうすれば正しいの?
幸せってみんな同じなの?

純粋であるがゆえに濁りきった愛を持ってしまったテルコの生々しい物語です。
そのあまりの生々しさに、精神状態を保てない人は覚悟が必要、とまでいわれるほど女性の恋愛観にストレートに響く作品となっています。

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ロケ地は都内近郊

2018年の6月より撮影がスタートする予定とのことでした。

詳細はまだわかっていませんが、主に都内近郊で撮影をするとの発表がありました。

詳細がわかり次第、追記していきます。

公開日と主題歌は?

公開日は、現在2019年との発表までしかされていません。

主題歌についてもまだ未発表ですが、原作を読んだ方からは、松任谷由実などが作品に合うとの声が上がっていました。

中でも「リフレインが叫んでいる」は、なかなか歌詞も雰囲気もあっているような気がしますね。

主題歌は女性アーティストで失恋バラードソングになりそうですね。

こちらも詳細わかり次第追記していきます。

まとめ

2019年に公開する「愛がなんだ」
原作は角田光代さんでリアルすぎる女性の生々しい恋愛観を描いた作品です。

恋は盲目なんて言いますが、好きな人しか見れなくなっちゃって突っ走ってしまう人って、周りにいませんか?
もしくは自分がそうだったりしませんか?
そんな、どこにでもいそうな女性の一つの恋模様を映画化した作品。

私は映画を見るときはどっぷり作品に没頭して入り込む性格なので、飲み込まれないようにある意味気を引き締めて観たい映画ですね。




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