テレビ・ドラマ

コンフィデンスマンJP、第2話の感想(ネタバレ)と第3話あらすじ




さて、本日のコンフィデンスマンも面白かったですね。

第2話のゲストは吉瀬美智子さんでした。

というか新たな仲間?が強烈でしたね。(笑)

今回は、人間の欲望をテーマにしたストーリでした。

それでは紹介していきましょう。

コンフィデンスマンJPとリーガルハイの共通点を調査!1話のネタバレ含む

第2話の物語

今回も、ボクちゃん振り回されっぱなしでした。

プロローグ

海外のマフィアに対して、金を巻き上げようとする3人(ダー子、ボクちゃん、リチャード)

ボクちゃんとリチャードが寿司屋になりすまし、ダー子がマフィアに日本を紹介しながら、この寿司屋がいかに素晴らしいかを語ります。

ただ、もちろんボクちゃんとリチャードに寿司を握る技術はありません。

裏でスーパーの寿司を出しているだけなんです。

そこで、他の客を仕込みます。

もちろんただの客ではなく、覆面調査員という肩書きを添えます。

そして彼らを店から追い出すリチャード。

ダー子の「なんで追い出すのか?」という疑問に対して、

「毎年、星を3つあげると言ってくるんですがお断りしているんです。」

三ツ星を断っているんですか!?と驚くマフィア

「私が欲しいのはお客さんの笑顔ですから」キザなセリフを言うリチャード。

そして改めてマフィアが寿司を食べると・・・。

こんなにうまい寿司は食ったことがない!!

と大絶賛。

すぐさま海外に店を出そう。金なら出す。

上手くことが運んでいるその時!!

店の扉が開き警備員が「だめだよー、このビル明日取り壊すんだから勝手に入っちゃー。」

逃げる3人、追うマフィア。

ここまでがプロローグです。

それにしても、先入観って怖いですね。

モニタリングという番組でもありますが、冷凍食品でも高級料理店で盛り付けをしたら本当の高級料理と間違えるのか?

というコーナーでもほとんどの人が見破れずに高級料理だと思い込んでいました。

プロローグの最後でもダー子がこんなことを言っています。

目に見えるのものが真実とは限らない。
グルメサイトの星の数は、信用できるのか?
温泉の効能は、根拠があるのか?
ゲレンデで出会った彼女と、目の前にいる彼女は本当に同一人物なのか?



(本編)リゾート王編

前回と同様、ボクちゃんが足を洗うというところからスタートします。

果たしてボクちゃんはどのくらいで帰ってくるのか?

リチャードは半年、ダー子は2ヶ月とお互い掛けをします。

結果はダー子の勝利。

ボクちゃんは、2人に相談を持ちかけます。

ここからはボクちゃんの回想です。

真人間になろうと、ハローワークへと向かったボクちゃん。

そこで、温泉町ののどか風景のボスターを見つけます。

ここなら人間らしい暮らしができるんじゃないか?

直感的に感じたボクちゃんは、すぐさまポスターの地へと向かいます。

住みこみで雇ってくれる小さな老舗宿屋、すずやで働きはじめたのです。

女将が綺麗で惚れてしまったボクちゃん。

居心地も良く、ずっとすずやで働いて行こうと思った矢先。

すずやを売却しようと思います。と突然女将が従業員に告げます。

理由は、2年前に隣町にできた大手ホテルチェーンの桜田リゾートができてから、客を取られてしまったのだというのです。

しかもすずやの売却先は、桜田リゾートだったのです。

桜田リゾートとは、経営難の旅館やリゾート施設を買い取っては、見事に蘇らせ急激に業績を伸ばしている会社です。

業界の救世主とも呼ばれている会社です。

そしてこの会社の社長が桜田静子(吉瀬美智子)

今回のターゲットです。

これだけを聞くと有能で優良な会社なんですが、

実は今回のすずやの経営不振、桜田リゾートの仕業だったのです。

5年前にも桜田リゾートは、すずやへ売却の話を持ちかけていましたが、経営も順調なすずやは丁重にお断りをしました。

そしてその直後、ネットの口コミサイトではすずやの悪評が出回り、客足が遠のいてしまったのです。

桜田リゾートが裏で仕込んでいたのです。

さらに、すずやを売却するということで桜田リゾートとすずやの話し合いでは、鈴谷の査定額が0と言い放つ桜田社長。

つまり、ただで受け渡せ、ということなのです。

暴言を吐きまくり、ゴミ旅館とまで言い放つ始末。

すずやを売却せずに済むには、1億5千万円が必要だというのです。

すずやを、女将を救うためにはお金が必要だ!ということでボクちゃんは2人を頼って戻ってきたのです。

さて、こうして今回のターゲットは桜田静子となったのですが。

まずは相手の情報集めからスタートします。

彼女は短大を卒業後、老舗旅館桜田ホテルの跡取りと結婚し若女将になります。

潰れかけていた桜田ホテルを立て直し、チェーン展開させて見事成功。

なんでも欲しい彼女は、欲しいものがあったら、どんな手を使ってでも手に入れます。

彼女の被害にあった人は数知れず、破産や命を絶った人までいるという噂があるのです。

彼女の目的は、この国の観光を牛耳ること。事実、現在の彼女にはそれを可能にするだけの力があります。

もちろん政界にも踏み込んでおり、ありとあらゆる手を使っています。裏社会のやばい連中と密会もしています。

そして夫はというと、完全に夫婦仲は冷めていて、もはやヒモ同然の生活をしています。

ダー子はこの情報を元に、彼女が今一番欲しがっているものを餌におびき寄せようとします。

それは、IRリゾート計画(統合型リゾート)。第2のマカオを作り上げることです。

これは現在の日本のカジノ計画を模して作られている物語ですね。

国がカジノを国内に導入をする。カジノ実績のある海外企業と、国内のどの企業が手を組んで開発を進めるのか?

桜田静子は、この国内企業に選ばれたい一心なのです。

統合型リゾート計画の旗振り役、国土交通省の大臣を裏金で手駒にしようとしますが、彼は3股不倫により辞任してしまいます。

変わって大臣に抜擢されたのは若手ホープの水内大臣ですが、彼のことをバカにしていた桜田は

彼とコンタクトを取るパイプを持っていなかったのです。

水内大臣も桜田を嫌っており、何より彼はクリーンな政治を行っており、裏金や色恋沙汰を決してしないのです。

パイプがないなら弱みを握ろうと、怖い連中と手を組み大臣を探らせますが、評判通り彼に裏話など存在しませんでした。

せめて、リゾートを作る場所(土地)さえ分かれば先手を打てるのに・・・。

これが今の桜田静子の心境で、そこを突こうというのが今回の狙いです。

そしてダー子は、桜田リゾート社員として潜り込みます。

桜田静子の側近になるためにもう勉強し、見事合格してしまうのです。

引用:コンフィデンスマンJP第2話より

ボクちゃんは、離島になる小さな民宿に客として忍びこみます。

ある日、桜田は水内大臣を調査すべくツイッター?の書き込みをチェックしていると

カジノを水内大臣の地元に作るらしいよ。という書き込みを発見。

水内大臣の地元は真鶴というところです。

調査を進めていくと、確かに地元の建設業は盛り上がっているとの情報が・・・。

しかしこれは全てダー子の仕業。書き込みはボクちゃんが担当し、地元建設業の接待はリチャードが行い、誤情報を流していたのです。

これに食いついた桜田は、ダー子を呼び出して側近になる提案を持ちかけます。

ダー子の経歴書を覚えていますか?

真鶴はダー子の地元で、建設業でのアルバイト経験あり。

その地元の松山建設という会社の娘であることまで突き止めた桜田(もちろんダー子が仕組んだ罠です。)

そうです。ダー子は水内大臣のパイプ役として候補に上がったのです。

「女を武器にして聞き出すのよ」と命令する桜田。

すると突然ダー子は発作のような症状を起こしてしまいます。(演技)

場面は変わり、ダー子と桜田は水内大臣の元へ。

そこで水内大臣の付き添いで歩いている人々の中から、ある人物のことを語り出すダー子。

彼が水内大臣の懐刀です。鶴田という名前で汚れ役を引き受けている人物だと説明をします。

まぁ、その彼はリチャードなんですけどね(笑)

ダー子に気づいた鶴田(リチャード)

桜田は別席に座り、お茶をすることに。

ここから先はダー子とリチャードの茶番劇の始まりです。

単刀直入に統合型リゾートの件を聞きますが、鶴田は一切答えません。

そこで桜田自らがお金で交渉しますが、それでも答えない鶴田。

そこで桜田は、あなたは昔、彼女(ダー子)に何をしたか知っているんですよ?と脅します。

性的虐待をしたという脅しで、リゾートの建設予定地は真鶴と答えます。

これで桜田は、

リゾート建設をする場所が真鶴だと確信します。

そして真鶴には個人所有の無人島が存在しています。

そこには小さな民宿が一つだけ。ここを買い取って先にリゾート建設をしようと企むのです。

で、その民宿にいるのは・・・。民宿を経営している人に変装しているボクちゃんです。

桜田は島を安く買い取るため、評価額2,5億円の島を2億で買い上げると宣言します。

ボクちゃんとの交渉がスタート。額がでかいので後日また相談するということでその日はこの民宿に泊まることに。

そこで桜田はボクちゃんにこんな質問をします。

「お泊まりが多いと辛いのよねぇ。こちらは狸が多いのかしら?」

このセリフ、あとで重要になってきます。

そして桜田は、自分がいかに頑張ってきたかをボクちゃんに話します。

そんな二人の会話をよそに、ダー子はこの家に、他の大手ホテルグループの名刺を置いて桜田に気づかせます。

この島を買おうと思っていたのは自分だけ、と思っていた桜田にとっては予想外な出来事です。

そして桜田は、欲しいと思ったらどんな手を使ってでも手に入れる人物。

5億で買うわ、と決断する桜田。

完全い餌に食いついた桜田。あとはボクちゃんとの交渉でサインをすれば完了です。

しかし、ここにきてどこか腑に落ちていないボクちゃん。

いい人のボクちゃんは、桜田のホテルに対する熱い気持ちに心揺さぶられてしまったのです。

交渉当日、やはりボクちゃんはすぐにサインをせず、桜田に本当にこれでいいのか?と問いただします。

桜田は自分がまだ小さい頃、両親と一緒に経営をしていた旅館が差し押さえられ、いつかここを取り戻す!という決意でホテル業界に乗り込んだのです。

しかしその旅館は現在も廃墟のまま。あの頃の気持ちはどこに行ったんですか?とボクちゃんが語りかける最中。

桜田が率いる怖い人たちが乱入。そこには本当の島の所有者が・・・。

なんで?

あの時の会話、お泊まりとタヌキは業界用語だったのです。

お泊まりとは、仕入れた魚が売れ残ること。

タヌキは、夕食抜きのお客様。

それを知らなかったボクちゃんに疑問を抱いた桜田は、本物の所有者を調べ上げたのです。

ダー子に助けを求めるボクちゃん。

「こいつは偽物で詐欺師です!とんだ悪党です!」

あっさり捨てられるボクちゃん。

そして本物の島の所有者が5億を受け取り

ボクちゃんは怖い人たちに拳銃で撃たれてしまいます。

そして数日後、桜田リゾートに出社した桜田静子は、テレビで衝撃的なニュースを目にします。

国の統合リゾートホテルの建設地は沖縄に決定しました。

!!???

パニックになる桜田。

水内大臣の秘書の鶴田に連絡するも、そんな人は存在しません。

ダー子はもちろん出社してこない。

すぐに買い取った島へ向かう桜田。

5億円の話はなかったことに・・・だれ?

目の前にいるのは知らない男

そうです、彼が正真正銘、本物の島の所有者だったのです。

崩れ落ちる桜田静子。

つまり、ボクちゃんが本物だと思っていた島の所有者は、ダー子が送り込んだ偽物で

怖い人たちも同じくダー子が送り込んだ偽物だったのです。

彼らはダー子と同じ同業者だったのです。

この同業者の五十嵐という男、インパクトがでかく面白かったです。

引用:コンフィデンスマンJP第2話より

そして、ボクちゃんがなぜこの件に入って来たのかというと

すずやで働いたからですよね?

そうです。すずやで働くよう、ボクちゃんの周りに、そそるようなポスターを貼り、誘導したのもダー子だったのです。

またもや騙されたボクちゃん。

何はともあれ、これでお金は手に入れたのですずやにお金を渡しに行ける。

すずやに来たボクちゃんだが、女将はすでに板長とラブラブモード。

玄関に匿名で寄付します、とお金だけを置いて来たボクちゃん。

ラストでは、3人ですずやに泊まりに行くシーンがあります。

女将はもらったお金で都内に住み、本当は接客業が苦手で、田舎が嫌いだったと真実を知るボクちゃん。

つまり、結局すずやは桜田リゾートに買収されたのです。

そして桜田静子は、責任を取って桜田リゾートを退社。従業員からの人望は厚く引き止められましたが、退社。

その後、地方で小さな民宿を旦那と2人で粛々と経営しているのでした。

いかがでしたか?今回もボクちゃんはダー子の手のひらで遊ばれていましたね。(笑)



第3話のあらすじ

さて来週のコンフィデンスマンJPですが、次回の第3話の敵は有名美術評論家です。

ゲストは石黒賢さん。

美術評論家ということは、本物を偽物と鑑定して買い取ったり、偽物を本物として売りつけたりしているのでしょうか?

ボクちゃんは次回も騙されると思いますが(笑)

リチャードの活躍も、もっと見てみたいですね。

まとめ

いかがでしたか?

個人的にはラストで語られる、人々のその後のストーリーが好きです。

悪役も基本的には善となる部分があ、今回でいうならば

夫婦で助け合って暮らして行く。お金の呪縛から解き放たれた感じがして

この生活も幸せそうだ、と感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。




-テレビ・ドラマ

© 2024 スリーチェック