東東京代表の「二松学舎大付」と広島県代表の「広陵」が8月12日に激突。
2年連続甲子園出場をしている2校の注目の対戦カードですね。
そして8月12日にはレジェント始球式で田中将大選手と共に駒大苫小牧で活躍した「本間篤史」さんが登場します!
詳細はこちらから。
今回はこの両校の試合時間や結果予想、注目選手について紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク
二松学舎大付vs広陵の試合時間と日程
8月12日(日)の第1試合
試合時間は8:00~となっています。
8月12日の天気は?
甲子園球場がある兵庫県、8月12日の天気ですが
「曇り一時雨」
となっています。
15:00頃に小雨が降る予想となっています。
小雨程度なので延期するほどの大雨予報は今の所ありません。
気温は最高31℃と曇りでも暑いです。
湿度も高く、ジメジメした天気になると思われますね。
試合の結果予想
二松学舎大付は3回目の甲子園出場ですね。
対する広陵は23回目の甲子園に出場していて、広島東洋カープの「野村祐輔」選手や、読売ジャイアンツの「小林誠司」選手など数多くのプロ野球選手を輩出しています。
ちなみに広陵は、マジシャンのふじいあきらや俳優の吉村 卓也など、著名人も多く在籍していた高校です。
両校共に夏の甲子園優勝はまだありませんが、強豪校として名の上がっている高校ですね。
まずは両校の2018年地方・全国ランキングから見ていきましょう。
高校野球ランキング 2018年版
高校名 | 地方ランキング | 全国ランキング |
二松学舎大付 | 4位(東京都) | 40位 |
広陵 | 2位(広島県) | 43位 |
全校ランキングでは若干ですが、二松学舎大付が上位にいます。
ほぼ変わらずのいい勝負ですね。
甲子園出場回数だと二松学舎大付の3回に比べ、広陵は23回。
そして広陵の中井監督は過去にも多くのプロ野球選手を育て上げていることから、経験値でいうと広陵の方が若干有利といったところですね。
続いては、今年の地方大会での成績を見ていきましょう。
夏の地方大会の成績
高校名 | チーム打率 | 総得点 | 総失点 |
二松学舎大付 | .404 | 48 | 15 |
広陵 | .426 | 80 | 7 |
データ上でも広陵が上回っていますね。
総得点、総失点では共に約2倍もの差がついています。
ただし、二松学舎大付は東京の地方大会という激戦区からの代表校となっていますので、侮れません。
特に、2年の有馬卓瑠と野村昇大郎は個人打率6割り越えという怪物が2人もいます。
2校ともチーム打率が高く、お互いの監督共に「打たせて取る」ということを主軸に置いているようですね。
それでは実際に地区大会成績から見える両校のポイントを見ていきます!
スポンサーリンク
二松学舎大付
ポイント
・打率7割超えの野村選手と打率6割の有馬選手
・地区大会ホームラン数が5本の長打力
二松学舎大付の注目はチーム打率4割超えの打撃力ですね。
中でも2年生の野村選手は全試合スタメン出場で、打率7割とすさまじい成績を残しています。
更には四球もかなり選んでおり出塁率は相当なものです。
同じく2年の有馬選手は準々決勝からスタメンに起用され打率6割という結果を残しています。
更には1年生ながら全試合先発出場した捕手の山田選手も打率も高く、チャンスでのバッティングが光りました!
1年生とは思えない堂々としたプレイを見せてくれましたね!
絶対的なエース不在を攻撃力で補っている二松学舎大付ですが、甲子園でも強力な打撃が出るかがポイントになってきそうです。
広陵
ポイント
・チーム打率.426の攻撃力
・最速149キロのエース森選手
スタメンの選手はエースの森選手以外、全員3割超えでどの打順からでもチャンスメイクをしていける打線となっています。
特に4番の河端選手は地区大会3本のホームランを放ってますね!
そして地区大会4回戦目までは無失点と投手陣の層の厚さもあります。
準決勝と決勝は接戦でしたが、競り勝ちました。
エースの森選手は21イニングを投げ被安打8本と安定のピッチングでしたし、森選手以外の控え選手も継投でほぼ点は取られていないので投手層も厚いですね!
打撃力もあり、投手陣も層が厚いので、接戦でも打撃戦でも戦えるのがポイントですね。
結論
どちらも2年連続甲子園出場とライバル意識が出る対決だと思いますが、全国ランキングもほぼ同じです。
総得点数がほぼ倍で上回っている広陵が攻撃面で優勢かもしれませんが、地区大会では広島の方が1試合多いという事もありますが。。。
しかし失点数などチーム成績を総合的に見ると広陵に分があるかもしれませんね。
結果は二松学舎大付の勝利
二松学舎大付 5-2 広陵
東京の激戦区を勝ち抜いた二松学舎大付が勝利を掴みとりました。
両校とも素晴らしい試合をありがとうございました。
二松学舎、初戦突破おめでとうーーー!!!(やっと録画追いついた)とても良い試合でした…ハラハラした…広陵もお疲れ様でした!!
— らズき (@rararam163) 2018年8月12日
あぁ…広陵高校負けちゃってた…
去年の夏の甲子園で好きになったから、応援してたんだけどな…
勝った二松学舎は我の住まう東東京代表だから、頑張って欲しい— かのえ (@kanoe12) 2018年8月12日
おめでとう二松学舎✨
お疲れ様広陵高校✨
夢と希望をありがとう— ☆ゆずき☆テニプリ💖(人´Д`)💖 (@yuzuki_teni_ai) 2018年8月12日
二松学舎大付の市原監督と野村選手
選手時代、二松学舎大付が注目されるキッカケとなった市原監督と、打率7割越えの野村選手についてご紹介します。
市原監督
二松学舎大付の卒業生で、NTT信越(現信越公式野球クラブ)での経験を経て、監督に就任しました。
1982年のセンバツで、東京から早稲田実と二松学舎大付の2校が選出されたが、世間は早稲田実しか注目していませんでした。
そんな中、まさかの二松学舎大付が決勝戦へと進出。
活躍したのが左腕のエース、市原勝人さんでした。
自ら選手として二松学舎大付を世に知らしめて、今度は監督として活躍するという二松学舎大付の高校野球を語る上で欠かせない存在ですね。
監督に就任したのは1996年で、監督歴12年のベテラン監督です。
強打を武器にバランスの取れたチーム作りを目指しており、実際に今年の選手たちの打率は破格の数字となっていますね。
野村昇太朗選手
ポジションは外野手の高校2年。
地方大会の成績では、打率.778という驚異的な数字を叩き出しています。
しかし、大会前は打撃不振で全く打てなかったという野村選手。
スランプを抜け出すきっかけをくれたのがベテラン監督の市原監督。
「すり足打法で打って見たらどうだ」
野村選手自身、中学時代はすり足打法で打っていたこともあり、大会直前に右足を上げないフォーム、すり足打法へとフォームチェンジをしました。
これにより、打率7割を越える打者へと変貌を遂げたのです。
さらに50メートル5.9秒という俊足も兼ね備えており、今年の大会で一気にドラフト候補まで駆け上がった注目の選手です。
広陵の中井監督と森投手
プロ野球選手になった教え子は21人の中井監督と、エース投手の森選手について紹介します。
中井監督
広陵高校の野球部OBで、商業科の教諭となり野球部コーチに就任しました。
3年後に監督となり、歴史ある名門野球部を率いてきました。
その心労からか、過去に2度辞任をしていますがすぐに復帰し、現在に至ります。
人として正しく、選手は家族をモットーに指導をしています。
野球部の厳しい上下関係を緩めて理不尽なことを排除。
そして、生徒たちの将来を見据え木製バットでも対応できる技術を教えています。
本気で選手たちを家族だと思っており、本気で怒り、本気で笑い、本気で泣く。
その本気さが選手にも伝わり、プロになった選手含めOB達が頻繁にグラウンドへ訪れるのだそうです。
家族であるなら卒業したら会わないとかないですもんね。
選手達に非常に愛されている監督ですね。
そして野球の指導としては「ノーサイン野球」を取り入れています。
選手自らが考えてプレーをするスタイルですね。
橋梁の伝統である強力打線を筆頭にレベルの高いチームを作り出しています。
しかしその逆に、先制されてしまうと挽回することが出来ず、なし崩しになってしまうことも多く、諸刃の剣とも言えますね。
スポンサーリンク
森悠祐選手
広陵のエース投手。
2年の夏に甲子園1回戦でデビューし最速147キロを出し、スカウトから注目を浴びました。
新チームの柱と期待された森選手ですが2年夏の甲子園では1アウトも取れずに降板し今年の春には背番号11番と悔しい思いをしました。
他のどの投手よりも練習し、夏前の追い込み練習ではバテていくライバルをよそに森選手はどんどん調子を上げていき、秋から手放していた背番号1に返り咲き、今年の夏の初戦では初回からいきなり9球で三者三振。
イニング数は2回と少なめでしたが、最速の149キロをマークし、またその名をとどろかせました。
甲子園でも森選手の剛速球に期待ですね!!
甲子園の視聴方法
今年の甲子園もNHKで生中継されます。
自宅にいる方は安心ですが、外出先から見たい方には、バーチャル高校野球がありますよ!!
試合が見れるだけではなく地区大会での結果なども細かくのっているので気になる選手がいたら見てみるのも面白いと思いますよ♪
バーチャル高校野球はこちらから。
またリアルタイムで甲子園を見逃してしまった方でも、ABCテレビ・テレビ朝日で「熱闘甲子園」が夜11:10~放送されますので、そちらをチェックしてみるのもいいと思います!
Twitterでの反応
二松学舎初っ端から広陵にあたるのか💨💨💨💨わくわくすっぞ!
— 豚 (@meririmerimeri) 2018年8月10日
二松学舎-広陵
仙台育英-浦和学院日曜日昼に起きたやつは残念すぎるくらいのカード
— SKRNK (@sa_ku_pes_) 2018年8月9日
同じ関東として二松学舎を応援したい気持ちはあるけど、ここは広陵でしょう(何理論)
— おかりな (@ka_ruuma) 2018年8月9日
2回戦で二松学舎と広陵、星稜と済美、花咲徳栄と横浜って強豪校の削り合いやめてくれ!!
— りっちゃん (@_kirakira_419) 2018年8月9日
やはりどちらも強豪校でいきなり対戦という事でかなり話題になっているようですね。
どちらも2年連続で夏の甲子園出場校ですからやはり注目されるのは納得ですよね。
しかも広陵は昨年の夏は準優勝していますので、広陵を応援する方も多いです。
昨年は3回戦で敗れた二松学舎大付にも今年は勝ち進んで欲しいですから複雑な気持ちでもある、注目の対戦カードとなっています!
ネットでプロ野球を見よう
最近では地上波でプロ野球の放送が減ってきたので甲子園で頑張った高校生がプロの舞台で
さらなる活躍を見る機会が少なくなってきたと個人的に思います。
現在では、ネットでプロ野球を見ることができるようになっているのでご紹介したいと思います。
Hulu
日テレが大元であるネット配信サービス(VOD)の『hulu』で巨人戦を主軸とした試合を全て観ることができます。
さらに日テレ系のテレビ番組や、アニメ・映画も見放題です。
料金は933円(税抜き)でそれ以上の料金は一切かかりません。
そしてトライアルとして2週間無料で視聴できます。
2週間以内に解約をした場合も料金はかかりません。
スマホなどでも観ることができるので試しに登録してみて、気に入った番組がなければ解約すれば2週間タダで動画が見れちゃうということです。
気になった方は、登録をしてみてはいかがでしょうか。
スカパーのプロ野球セット
こちらはプロ野球に特化したものですね。
全てのプロ野球の試合を観ることができます。
こちらもスマホなどでも視聴が可能となっており、アプリをインストールすることで中継スケジュールも見ることができるという便利機能つきです。
お値段は月額4,075円とちょっと高いです。
しかし値段に見合ったサービスがあるというのも事実ですし、野球好きの人なら入って損なしです。
そしてこちらも加入月は0円で観ることができます。
気になった方は登録をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
両チーム共に打撃力があるので、見ごたえのある試合になる事を期待しますが、広陵のエース森選手が恐らく登板してくるでしょうから、森選手がどれだけ抑えられるか、そして逆に絶対的なエースがいない二松学舎大付は打撃でどれだけ攻めていけるかなのでかなり注目の試合です。
昨年夏の甲子園では惜しくも決勝で敗れた広陵がリベンジを目指す初戦なので期待です!