docomo、au、ソフトバンクの大手携帯会社3社が共同開発した+メッセージ(プラスメッセージ)が5月9日から利用開始します。
一言で言ってしまえば「LINE」と同じなのですが、携帯の電話番号でやりとりができるので
余計なアカウント登録を必要としません。
電話番号で管理されているので、なりすましや乗っ取りの可能性は低くなります。
お子様に携帯を持たせている親御さんは、お子様がネット被害にあう可能性を下げることができるので
+メッセージを利用してみるのもいいかもしれませんね。
また、iPhonとandroidに関しても違いがあったのでご紹介していきます。
アプリをアップデートして利用する
+メッセージは、SMS(ショートメッセージサービス)を進化させた機能です。
ですので、プリインストールしてあるSMSをアップデートすることで+メッセージを利用することができます。
各キャリアごとにアップデート方法が違いますのでご注意ください。
ソフトバンクは5月9日に自動的にアップデートされます。
アップデートされない場合は、googlePayからアップデートしてください。
auは「auMarket」でアップデートすることにより、SMSが+メッセージに変わります。
ドコモは、ドコモアプリ管理からアップデートできます。
また、2018年5月以降に購入したandroidには、+メッセージがプリインストールされています。
アイコンが追加されますのでタップして設定を行います。
設定を行う際は、各キャリアの通信確認のため、wi-fiを切る必要がありますのでご注意ください。
5月9日から利用できるのはandroidのみ
iPhoneは、各キャリアから発売されていますが、サービスの大元はAppleとなっています。
修理なども各キャリアのショップでは対応してくれないですよね。
androidは各メーカーが携帯会社に合わせて製作しているので、5月9日に対応してくれます。
ゲームアプリでもandroidとiPhoneでは配信日時が違っているものがありますよね。
それと同じ感じで、iPhoneとiPadに関しては、すぐに利用はできません。
対応日時は後日発表される予定です。
ガラケは、+メッセージ非対応となっています。
通話料金はかからない
従来のSMSでは通話料金を使用してメッセージを送信していましたが
+メッセージ同士での利用は通信料を使用します。
パケット定型プランに加入していれば、料金は気にせず利用できますね。
そして、相手がガラケだと+メッセージで従来のSMSが利用できます。
ただし、その際は通話料金でメッセージのやりとりとなるのでご注意ください。
セキュリティーも安全
冒頭でも書きましたが、電話番号を利用してのサービスとなります。
プロフィールなどの情報も、携帯電話の電話帳に登録している人のみへの公開となっています。
IDやパスワードなども必要としないため、乗っ取られのリスクが激減しますね。
特に、携帯を持たせたばかりのお子様や、ネットセキュリティに詳しくない方には+メッセージでのやりとりの方が安心だと思います。
まとめ
LINEがここまで普及している以上、どこまで市場を獲得できるかが肝となりますね。
セキュリティに関しては、+メッセージの方が高いです。
従来のSNSサービスとは違う特徴的なサービスを開始できるかが重要という意見もありますが
これから発売するandoroidにはプリインストールされていることもあり
ある程度は利用者が増えるのではないかと思います。
また、セキュリティに特化して売り出せば、友達同士というより、会社内でのやりとりなど
情報が漏れてはいけない相手とのやりとりをするツールとして利用することもできますよね。
親族とのやりとりも、+メッセージで行うことにより、なりすましによる詐欺被害も減少するのではないでしょうか?